
雁木は、護岸についている階段のことです。
太田川デルタは6本の川が流れ、
16世紀末から干拓と築堤という水辺との深い関わりの中で
都市づくりが進められてきました。
かつて、川と暮しが密接に結びついていたことは、
今なお残る雁木によって伺い知ることができます。
雁木組は、雁木に街の暮しと自然とのしなやかな関係を発見し、
雁木の中に広島の豊かな歴史を見い出し、
雁木を現代の生活に活かそうと思い立ちました。
雁木組は水上タクシーを運航するにあたって、
すべての乗降場にしっかりした浮き桟橋ができるまで待つのではなく、
今ある雁木を最大限利用することにしています。
そのために、雁木タクシーの運航だけでなく、
雁木のデータベースの作成や、研究活動なども行なっています。
安全な運航のために、雁木の清掃も定期的におこなっています。
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